愛を込めてあなたへ

 ラジオの前のみなさん、こんばんは。
 金曜23時。IDOLiSH7の和泉一織がお送りします、”和泉一織のミッドナイトストーリー” の時間になりました。
 先週末は大学入学共通テストが実施されましたね。受験なさった皆様、お疲れさまでした。会心の結果の人もいるでしょうし、もしかしたら、悔しい想いを抱えている人もいるかな。でも、まずは本番に挑んだ自分をしっかり褒めて。まだまだ巻き返せますからね。まだしばらく寒さが続きますから、体調管理は大切ですよ。部屋の温度と湿度を保って、手洗いうがいや、人混みでのマスク着用を忘れずに。しんどい日は無理をせず、早めに休んでくださいね。
 共通テスト以外でも、受験生の人、これからなにかにチャレンジする人、きっとたくさんいらっしゃるでしょう。
 あなたを応援してくれている人、あなたを支えてくれている人はいますか。いる人は、その人の顔を思い浮かべて。きっと支えになります。
 思い浮かべる相手がいない人は……そうですね、よければ私の顔をどうぞ。または、うちのメンバーの誰かでも。
 あなたにエールを送ります。耳を澄ませて。
 ――がんばって。
 私たちが、ここからあなたを応援していますからね。
 うまくいった日も、うまくいかない日も、私たちの音楽が、あなたに寄り添いますように。
 さてここで、今夜の一曲目。IDOLiSH7で、「Everyday Yeah!」。お聴きください。

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 「Everyday Yeah!」をお送りしました。
 続いてはお便りのコーナーです。最初のお便りは、ラジオネーム「深夜のウサギ」さん。
 「一織くん、こんばんは。」はい、こんばんは。「一織くんのラジオ、毎週楽しみに聴いています。一織くんの穏やかな声を聴いていると、一週間の疲れが癒されて、ゆったりした気分になれます。いつもありがとうございます。」こちらこそ、ありがとうございます。「ところで、1月25日は一織くんの誕生日ですね。おめでとうございます。当日は私もケーキを買ってお祝いをしようと思います。ご実家のお店に限定ケーキを予約してあります!」はは、便乗商売のうまい両親ですみません。毎年、私や兄さんどころか、メンバー全員の誕生日に、多くのお客さまがいらっしゃるそうで。ありがとうございます。
「さて、お誕生日直前の一織くんに質問です。今までの人生で一番嬉しかった誕生日はいつですか? エピソードがあればぜひ教えて下さい。」というご質問をいただきました。
 そうですね……生まれた当日、兄さんの弟として生を受けた日かな、と言いたいところですが、残念ながらさすがに記憶にありませんので、除外として。
 難しいな。これはちょっと、回答不能、というのが回答になってしまいそうです。というのも、IDOLiSH7のメンバーになってから、毎年の誕生日ごとに、人生で一番嬉しい誕生日を更新していて……。前の年の思い出が色褪せるわけではないんですが、前は良かったな、今年は残念だな、と落胆したことが、一度もないんです。
 今年も誕生日まであと数日ですが、皆さん張り切って準備してくださっている気配が濃厚に漂っておりまして。ここで私が「この年の誕生日が一番良かった」などと言おうものなら、何名か……いや、全員かな、対抗心を燃やしすぎて大変なことになってしまいそうです。
 それはそれで楽しいかもしれませんけど、皆様ご存知の通り、ただでさえ盛り上がると収拾がつかないメンバーですので。
 きっと今年も、今年の誕生日が人生で一番幸せな誕生日だなぁと思わせてくださるんだと思います。ですから、回答不能、もしくは、きっと今年です、というのがご質問の答えになるかな。
 ふふ。楽しみです。今年も写真をラビッターにアップしますから、ご覧下さいね。
「深夜のウサギ」さん、こんな回答でよろしかったでしょうか。お便りありがとうございました。
 お手紙の中で楽曲のリクエストもいただいていたので、お送りしますね。
 和泉一織、和泉三月、七瀬陸で、「Polished」。
 
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「Polished」をお送りしました。こちらは「16PRODUCERS」という企画で、私の誕生日に兄さんと七瀬さんがプロデュースして下さった一曲です。とても楽しく歌わせていただきました。
 この種の企画では一番手を務めることが多いので、少しそわそわしながらリリース日を迎えたのを覚えています。私のことをよく知ってくださっている兄さんと七瀬さんのプロデュースですから、間違いないとも思っていましたけどね。
 予想通り、たいへんご好評をいただきました。兄さんや七瀬さんのセレクトをファンの皆さんがとても褒めてくださって、とても嬉しかったですし、鼻が高かったですよ。自慢の兄ですし、自慢の相棒です。
 この曲、最近あまりライブで歌う機会がないので、またどこかで聴いていただけるといいですね。
 十七歳で突然飛び込んだアイドルの世界ですけど、IDOLiSH7は私にとってかけがえのない居場所になりました。
 これまで私たちを応援してくださったみなさんにも、これから私たちに出会ってくださるみなさんにも、きっと素敵な時間をお届けできるよう、全力を尽くしていきますから、どうか、私の自慢のIDOLiSH7を愛し続けてくださいね。
 ……さて、そろそろお気づきでしょうが、今夜は誕生日回ということで、私の好きなIDOLiSH7関係の曲に絞ってお送りしています。
 誕生日特権ということで、お付き合いください。
 お手紙もたくさん頂いてますので、時間の許す限り読ませていただきます。それでは、次のお便り――